Heiroのシネマ・ミュージックフロンティア

Heiroによる、辺境の映画・音楽を紹介・レビューするブログです。(映画レビューの際はのっけからしこたまネタバレします。映画は★、音楽は☆で評価) ツイッターアカウントはこちら→https://twitter.com/chloe_heiro0226

"ダニエル(Daniel Isn't Real)"(2019)

ダニエルは現に実在している

(※"ヘレディタリー/継承""ファイト・クラブ"のネタバレしてるけど、さすがに皆もう観てるべ?)

 

日本版公式トレイラー


映画『ダニエル』予告編【2021年2月5日(金)公開】

 

本国版ティーザー


Daniel Isn't Real - Teaser Trailer

 

本国版トレイラー


Daniel Isn't Real - Official Trailer [HD] | A Shudder Exclusive

 
これ! 大傑作!! 今年のHeiroベスト5には入ると思うよ!!! 元々評判聞いてたんで期待してたけど、その上を行った!!!! しかもそれでいてちゃんとB級なんだよなぁ!!!!!

 

あらすじ

幼い頃、父親と精神的に不安定な母親の離婚問題で多大なストレスを抱えていたルークは、イマジナリーフレンドのダニエルを作り出すことで対処した。ある日、ルークがダニエルのアドバイスに従ったために母親が死にかけたので、母親とともにダニエルをドールハウスに閉じこめる儀式を行うことに。時が経ち、大学生になったルークだが孤独なのは変わらず、母親の病状も悪化していた。再び大きなストレスに苛まれたルークがドールハウスからダニエルを解放すると、悪魔的とも言える魅力を湛えた、美しく成長した姿の彼が現れた。ダニエルのアドバイスに従いキャシーという彼女もでき、何事も上手くいくかと思われた矢先、ダニエルはルークの体を乗っ取ろうと動き出す……。

 

スタッフ・キャスト

監督は"デッド・ガール"のアダム・エジプト・モーティマー。

ルーク役は、ティム・ロビンススーザン・サランドンの息子のマイルズ・ロビンス、ダニエル役はアーノルド・シュワルツェネッガーの息子のパトリック・シュワルツェネッガーが務めた。キャシー役はリメイク版"ヘルボーイ"サッシャ・レイン。

 

 

まず日本の宣伝ね。これ罪深いですよ。色んな意味で。日本版メインヴィジュアルで謎のBL感出してますけど、これに誘われて観ちゃったライト層の方々にはトラウマ映画になること必至。まあ、好きな物にばかり触れられるようになった現代ではそういう事故的な巡り会いは少なくなってるでしょうから、貴重な体験とも言えるでしょう。万が一それで気に入ってくれて、その人の新たな扉が開けたりしたら儲けもんだしね。問題は、本当はこの作品を気に入るはずの人が敬遠しちゃうかもしれないこと。Heiroみたいに、何年も未公開映画の上陸を待ってるストーカーのような変態の方々であれば、宣伝方法に悪態をつきつつも我先にと観に行くでしょうが、健全な方のホラー好きの皆さまはそうではないかもしれないし。ホラー好きの時点で健全ではないかもしれないがな! そもそも、イマジナリーフレンドとどうやってBLするんすか? 全部自分だぜ!! でも、自分を好きになるのは大事なことだよな!! 分かる気もするぜ!! ま、実際イマジナリーフレンドじゃなかったんだけどな……。あ、でも日本版ポスターで関心したのは、「ダニエル」のロゴを「ダニ」と「エル」で半分に分けると鏡映し……じゃないな、点対称……でもない……何と言うべきかわからないけど、コピペしたような形になってるんですよ! ルークとダニエルの関係を一発で表したようなこのロゴ、最高ですね(カタカナがそもそもそういう形なんだから必然的ではあるけど)。洋画なのに日本語でしかこれは成立しませんから、日本版宣伝としてこれは1億点でしょう。ロゴはな。「Daniel Isn't Real(ダニエルは実在しない)」が「ダニエル」になったと聞いた時は物足りなさも感じましたが、これはしょうがないね。これしかないもん。

 

この映画、タイトルの出方からして良いです。上に載っけた本国版ティーザーのラストのやつがそれなんですが、最近こういうのがある作品あんまり多くないような気がしまして。タイトルの文字だけが不愛想に出てくる映画も多いからね、これは好感度高いよ! 監督もアダム・エジプト・モーティマーって名前がね……エジプトって……強い! ラムセス2世かって(先日の"プラットフォーム"繋がり)。

映画が始まってすぐ、平和なカフェが突如凄惨な無差別殺人事件現場と化すショックシーンがあるんですが、このワンテンポ早い、意表を突く展開からしてこの監督ただ者じゃないです。さすがエジプト。前作観てないので、ここで一気に「エジプト……信用できる!!」となりました。まあ、それがあまりに唐突すぎたんで、その後ルークの母親クレアが精神を病んでいて、それが原因で両親が不仲になっているというシーンになった時、カフェの事件がクレアが病んだ原因なのかと早とちりしましたが、普通に違いました(笑)。

両親の夫婦喧嘩に耐えられずルークは家を抜け出して、そのカフェの惨状を目にします。血まみれの女性の死体とかね。幼いルークの心は明らかにオーバーキル状態。そこで同い年くらいの男の子が話しかけてきてくれて友だちになるんですが、それがダニエル。すでに、後にパトリック・シュワルツェネッガーが演じる成長後の姿と同じオールバックなのにちょっと笑いました。ルークを探しに来たクレアに、ルークはダニエルも一緒に帰って良いかと聞きます。クレアにはダニエルが見えておらず、観客にはここでダニエルが実在しないことが分かります(観る前から分かってるけど)。クレア自身も大変な状況でしょうに、ダニエルの存在を否定せずに付き合ってくれますが、目線がダニエルの方向から微妙にずれているのが不気味。クレアは良いママですね。ここでダニエルの存在を否定したら"グッドナイト・マミー"みたいになりますからね(笑)。ルークとダニエルは箒を剣に見立ててチャンバラをしたり、パラシュートごっこしたりして遊びます。

結局両親は離婚し、クレアはルークに向かって「これから2人で頑張ろう」と言います。ルークを独り占めしたいダニエルはある日、「ママをスーパーヒーローにするやり方」をルークに教え、実行させます。それは、クレアの精神科薬を大量にスムージーに入れるというものでした。当然クレアは死にかけ、ダニエルは危険なのでルークとともにドールハウス(!)に閉じ込める儀式を行うことにします。このドールハウス演出がカッコ良くて、ダニエルが格子をガンガン叩き、ハウスの窓が怪しくビカビカ光ってるんですよね。いやーB。紛うことなきBな演出。好き。

 

ルークは大学生になりますが、全然リア充にはなれてません。マイルズ・ロビンスは普通にハンサムだと思いますけどね。寮生活でクレアの元を離れてるので久しぶりに家を尋ねると、クレアの病状が悪化しています。クレアは統合失調症で医者を信用していないということになっていますが、統合失調症って病状が悪化すると病識(自分が病気だという感覚)がなくなってくるんですよね。それプラス、スムージー事件がトラウマになってる可能性もありそうで、非常にいたたまれません。ルークは訪れたクラブで痙攣発作と異形の人影の幻覚を見ますが、ここ完全に"ジェイコブス・ラダー"ですね(笑)。同作の主役はマイルズの父ティム・ロビンスですし。ルークはストレスのため、ドールハウスに向かい大人になったダニエルを解放し、彼のアドバイス自傷行為をしようとしているクレアを止めることに成功します。クレアの持ってるハサミを自分の首筋に当てることで! ここがまたショッキングであり、クレアのルークへの愛とダニエルの頼もしさが十分表現されたシーンになってます。クレアが良い人なのが分かるからこそ、映画では悪役に描かれがちな精神障害者の苦しみが伝わってきて、誰にも感情移入できないただのB級ホラーにはなっていません。その分見るのがしんどいところはありますが。その点ちょっと"ロッジ -白い惨劇-"ぽくもあるかな。しかも、ルークはそんなクレアを見てきたので、自分もいつかおかしくなるんじゃないかと恐れているんですよ。

最近お馴染みのドールハウスが出てきた時にもしやと思いましたが、やはりこれも"ヘレディタリー"の影響下にあると言えるでしょう。向こうのトニ・コレットも、自分に精神障害の遺伝負因があることを恐れていましたし。毛色は違いますが、どちらもセラピー的にドールハウスを用いていますしね。"ロッジ"もアフター"ヘレディタリー"作品だと思ってますけど。

 

ルークは、ひょんなことから若きアーティストのキャシーと出会い、ダニエルの的確なアドバイスによって仲良くなっていきます。ダニエルは何でも知ってて、キャシーの好きな本の内容を暗唱したり、解答をその細マッチョボディに書いてテスト中に教えてくれたりします。自慢の体を見せびらかすところは、「さすがシュワちゃんの息子!」と笑ってしまいましたが、このあたりまではダニエルは非常に魅力的な良い友だちです(スムージーはちょっと置いとく)。これ! イマジナリーフレンドものでこれ大事なとこ! "クワイエット・フレンド 見えない、ともだち"のブランドン・クリステンセン監督にもそこんとこ強く言っときます。

 

その後、ルークが泥酔したタイミングで、ダニエルがルークの体を動かそうとチャレンジし始めます。ルークにとってマズい展開ですが、逆に言えばルークの意識があって体を借りる許可がない状態ではダニエルは大したことができないんです。この段階では。広義のイマジナリーフレンド映画には皆さんご存じ"ファイト・クラブ"がありますね。こないだ紹介した"恐怖のセンセイ"もその影響を受けてましたし、未だに力のある偉大な作品ですけど、アダム・エジプト・モーティマーも影響を受けたと言っています。"ファイト・クラブ"ではブラッド・ピット演じるタイラー・ダーデンは名もなき主役のエドワード・ノートンの許可がなくとも勝手に動き回りますが、本作ではそうではないです。キャシーとのラブシーンでも、ダニエルは隣で静かにしてます。全てを兼ね備えているはずのダニエルは、実際はダニエルがいなければ何もできないルークの行動を指をくわえて見ているしかないのです。エドワード・ノートンの場合は、タイラー・ダーデンとマーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)の関係を指をくわえて見ていました。本作は非常に捻くれた"ファイト・クラブ"です。ダニエルのアドバイスで人生上向きウキウキのルークも自我を持ち始め、だんだん自分勝手な行動を取るようになります(別に悪いことじゃないけど)。キレたダニエルは旧約聖書の引用で「お前の神は私しかいない」的なこと(忘れた)まで言い出します。

キャシーがいながら同級生のソフィーにも気があるルークですが、2人でいるところで、ダニエルに「体を貸してくれれば浮気にはならない」的なことを言われ、迂闊にもそれを承諾してしまいます。そしてソフィーとダニエル(見た目はもちろんルーク)のラブシーンをまざまざと見せつけられます。これでエドワード・ノートンと同じ立場に(嬉しくない)。そもそも、浮気にはならないとしてもルークが得るものもないけどね。ここの体入れ替わり描写、絶対デヴィッド・クローネンバーグとかに影響受けてると思っちゃうほどボディホラーです。"ポゼッサー"も似たことやってたべ。2つの粘土が1つに合体していくような感じで。どっちも体の所有権の話だったね! ダニエルから体を取り戻そうと彼に触れると精神体ルークの手首がポキッといくのもフレッシュ。そう表現すんだ! ダニエルもルークに力ずくで触れてたらこうなったのかもね。

 

ダニエルは暴力的で、ソフィーも手荒く扱うし、ルークに向かって「君はどの女も選べる」みたいなことを言います。説教臭くならない程度に、ダニエルがマチズモの権化であることを匂わせています。マイルズ・ロビンスがインタビューでインセルの話してますし。インセル(incel)とはINvoluntary CELibeteの略で、直訳すれば「不本意の禁欲主義者」となりますが、早い話がリア充爆発しろガチ勢です。欲求があるのに恋人を作れず、ヘイトを他人に向け実害ももたらしている連中です。インセルミソジニー(女性嫌悪)と結びつきやすく、"恐怖のセンセイ"がテーマにしていたトキシック・マスキュリニティ(有害/有毒な男らしさ)とも繋がってきます。そもそも"ファイト・クラブ"自体が「マッチョ・ポルノ」なんて言われた代物なんで、それをホラーに転化させたのが本作とも言えるでしょうね。

 

"ファイト・クラブ"ドッペルゲンガーものでもあります。"恐怖のセンセイ"ジェシー・アイゼンバーグが出てた"嗤う分身"ドッペルゲンガーの話でしたが同じ見た目のままでも、中身が変われば魅力的な存在になれるということです。タイラー・ダーデンブラッド・ピットに見えるのはエドワード・ノートンだけですし。ですが、「ダニエルの正体は完璧な姿のルーク」というのは結果から言えばミスリードでした。

 

ルークはだんだんクレアのように精神を病んでいき、ダニエルに体を乗っ取られてなくても自分をコントロールできなくなっていきます。ダニエルが目の前でソフィーの首を掻っ切る幻覚を見せるとこなんか、ルークだけじゃなく観客もビックリしますが、ソフィーには完全にルークがイカレたようにしか見えてません。薬を飲んでダニエルを消そうとしますが、上手くいきません。ダニエルの無力化演技が憎らしい。

 

そこから、話は映画の冒頭、ルークがダニエルと出会うきっかけとなったカフェの惨劇にフォーカスしていきます。事件の犯人だったジョンにも、幼い頃にダニエルというイマジナリーフレンドがいたことが分かるんですねー。この展開は中々すごい! 最初から伏線貼られてたわけですね。カフェの事件でジョンは死んでしまったので、次の宿主を探していたダニエルとルークは出会ってしまったのです。結局、ダニエルは悪魔だったというオカルトな展開になるんですが、"ヘレディタリー"もそうだったし、アダム・エジプト・モーティマーは"エクソシスト"も参考にしているようですから、ある意味当然の帰結ですね。

 

催眠療法でダニエルを追い払おうとするも、逆にルークの体は完全にダニエルに掌握されてしまいます。ダニエルの正体である、醜く半分の王冠を被ったような造形の悪魔を見て、ルークの精神はあのドールハウスに幽閉されてしまいます。中には変わり果てた姿のジョンも幽閉されており、カフェの事件で使われたと思しき銃がショーケースに飾られています。このあたりのヴィジュアルも良かったね!

後、キャシーが描いたルークの絵には謎の影も書き込まれていましたね。ダニエルは他の人にも見えているのかと思ったら、ミステリアスなルークの陰の部分のメタファーだとキャシーが説明しますが、その影よく見ると悪魔がしている半分の王冠と形がそっくりなんですよ! しかも、"ジェイコブス・ラダー"シーンに出てくるモンスターも同じ造形です! これすごく不気味だったなぁ。カフェの件と言い、本作、伏線が効いてます。

 

ダニエルはルークの体で服を買いに行く(盗む)んですが、それが何となく"ジョーカー"ホアキン・フェニックスっぽいのも面白かったですね。ルークの体を使ってるので、もちろんここからはダニエルをマイルズ・ロビンスが演じてるんですが、ルークとの演じ分けも素晴らしいです。元々、マイルズ・ロビンスはダニエル役を希望していたようで。夢が叶ったね!(笑) ちなみに、マイルズ・ロビンスはこのルーク役で2019年シッチェス映画祭の最優秀男優賞を受賞していますが、名前を「ダニエル・ロビンス」と間違えられたそうです(笑)。光栄だね! ちなみについでに言っとくと、同年最優秀女優賞を獲得したのは"ビバリウム"のジェマ役を演じたイモージェン・プーツです。そっちも楽しみね!

 

ダニエルに襲われているキャシーを救うため、ドールハウスから謎のブラックホール(色は赤)にダイブ。精神世界と現実世界を繋ぐトンネルなんですかね。再度ダニエルと対峙したルークは転がっている箒を掴み、それを剣に見立ててチャンバラを行います。これは子どもの頃のダニエルとの遊びであり、大人ダニエルと再会した時に言われる「昔はもっと想像力豊かだった」という言葉へのアンサーにもなっています。チープだと言ってる人もチラホラ見かけますが、ちょっと切ない良いシーンです。ダメージは与えていますがこのままでは倒せないと思ったルークは、自分が死ねばダニエルも死ぬはずだと考え屋上から飛び降ります。落ちる間、ルークは昔ダニエルとしていたパラシュートごっこを思い出し微笑みます。切ない。この演出、もしかしてルークは助かるのかなと思いましたが、普通に死んじゃいました(笑)。ルークが死に、画面にはダニエルが映し出されます。悪魔の姿に戻ったダニエルが、赤いブラックホールにダイブして映画は終わります。また新たな宿主を見つけに行くんでしょうね……。重たいバッドエンドです。"ファイト・クラブ"だとエドワード・ノートンが生き残ってタイラー・ダーデンが死にますから、ルークは"ファイト・クラブ"の観すぎだったんでしょう(違う)。まあ、あっちでもエドワード・ノートンはすぐ死んじゃうでしょうけどね。

 

二転三転するストーリーで、かなーり楽しめました。最後までB級で気持ち良かったし。イマジナリーフレンド→解離性同一性障害(多重人格)の他人格→統合失調症の妄想→ドッペルゲンガー(メタ解釈)→悪魔というようにダニエルの正体がミスリードされていきます。本作はイマジナリーフレンドものとして認知されてると思いますが、すでに我々は騙されていたんですね。こういう予想の裏切りは大好きです。「結局悪魔オチかい」と言ってる人も多いですが、テーマがインセルであることを考えれば、「リア充爆発しろ」なんて言葉が定着している日本に住む我々にとっても対岸の火事ではありません。ダニエルは悪魔的なインセル思想を指しているのです。あなたの心のなかにも、ダニエルがいる(映画"マクベス"のキャッチコピー)。お互い気を付けよう!(笑) 

本作観てて、「ダニエルって名前、"悪魔のシスター"と関係ある?」と思いましたが、きっと関係ないね(笑)。主演のマーゴット・キダーがダニエルという役名なんですが、……詳しいことは言いません、観てください。気味悪くて面白いよ。

 

本作は音楽もカッコ良くて、ノイジーなエレクトロミュージックが全編を支配しています。これと"マンディ 地獄のロード・ウォリアー"的などぎつい色彩が本作をドラッグムービーたらしめています。そう、BL路線なんかじゃなくて本当はむしろそっちに近い映画なんだよね。

マイルズ・ロビンスは守ってあげたい系男子だし、パトリック・シュワルツェネッガーシュワちゃんとは違う細マッチョサイコとしてその名を確立させてほしい。後半のダニエルの奇行の数々は見ものだよ! 早くも、今年のHeiro暫定ベストにランクイン! 皆観るべし!!

 

 

★★★★★★★★☆  8.5/10点

Rotten tomatoes  83%,53%

IMDb  6.1

ダニエルがドールハウス内で鉄格子揺らしてるリズムがだんだんダダンダンダダンに聞こえてきて困ったよ。