メタメタ滅多刺しホラー。
トレイラーというかプレビュー
超久々のレビューです。ホラー好きを公言していながら何でそれ見てねーのって作品はいくらでもあるわけですが、この"スクリーム"シリーズもそうでした。しかも、Heiroの大好きな"レディ・オア・ノット"のマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレットが撮ったシリーズ5作目の"スクリーム"(タイトルどうにかしろ)が見たいという理由でようやく手を出したという。同じ2人が6作目も作るみたいだし。これが2023年1発目の映画ですよ。良いのかそれで。
あらすじ
1年前に母親を殺されたシドニーのもとに、犯人らしき男からの電話がかかってくる。このウッズボローの町で再び殺人事件が起き始めるが、シドニーの運命は? そして犯人は誰か?
スタッフ・キャスト
主演は"ワイルドシングス"のネーヴ・キャンベル。"デス・プルーフ in グラインドハウス"のローズ・マッゴーワンや、"ラビナス"のデヴィッド・アークエットなどが出演。
最初はチープな感じかなと思いましたが、かなり面白かった! シリーズ完走しようとした矢先に出鼻くじかれると最悪ですからね。ほっ。殺人鬼のゴーストフェイスが弱いのも新鮮で良かった(笑)。まあこれコメディですからね。ゴーストフェイス視点の時は画面が歪んでるのがキモかった。良かった良かった。ドリュー・バリモアが出てるのは知ってましたが、冒頭ですぐ殺されるとは思いませんでした(笑)。あのホラー映画クイズ、Heiroもジェイソンの下りで不正解してたと思います。だって"13日の金曜日"見たの相当前なんだもん…。あ、ドリュー・バリモアの吹き替えが林原めぐみなの高得点ですね!
登場人物たちがホラー映画の話ばっかりしてて、自分もホラー好きとは言えやりすぎだろうと(笑)。メタなホラーなんでしょうがないですけど。中々犯人も分からなくて、ミステリーとしても楽しかったですね! 絶対デヴィッド・アークエットだと思ったのに! ただのかわいいあんちゃんでした。犯人は2人、というのも捻ってありましたね。かなり怪しいビリーは途中で死んじゃうのでそこでも驚いたし、後でピンピンしながら登場するのも驚きました。殺人の動機ははぐらかされたので実際のところは分かりませんが、あの嘘か本当か不明の話をいくつかするところは"ダークナイト"のジョーカーっぽいなとも思ったり。ところで、スチュアート役のマシュー・リラードって下品なヴァンサン・カッセルみたいで良かったですよね!(失礼) あ、ヴァンサン・カッセルはいつも下品か。(失礼)
ビリーと関係を持っちゃったシドニーはファイナルガールの条件を失うのに生き残るし、逆に経験がないホラーオタクのランディがファイナルボーイ(?)として生き残るのも気が利いてますね。ウェス・クレイヴン、自分が監督してない"エルム街の悪夢"の続編はこき下ろすし、中々考えたスラッシャーを作ったもんだと感心しました。ただ、こういうのって一作あれば十分だと思うんですけどね。でも自分で4作目まで作ったんだから、毎回新たな挑戦があるのかな? 楽しみにしております。
My Rating...★★★★★★★★ 8/10
Rotten Tomatoes...80%,79%
IMDb...7.4
今年こそブログがんばります。