Heiroのシネマ・ミュージックフロンティア

Heiroによる、辺境の映画・音楽を紹介・レビューするブログです。(映画レビューの際はのっけからしこたまネタバレします。映画は★、音楽は☆で評価) ツイッターアカウントはこちら→https://twitter.com/chloe_heiro0226

"In the Earth"(2021)

そうだ 森、行こう。

(※"キル・リスト"の核心に何となく触れてます……が、誰も観てないでしょ(笑)?)

 

公式トレイラー


www.youtube.com

 

出ました。ベン・ウィートリー最新作。この人はヘンな映画ばかり撮るくせに結構ポンポン新作出してくれて、何とも親切な人です。これまでのベン・ウィートリー作品の上陸率は75%。これもぬるっと公開されるかもしれません。

 

 

あらすじのようなもの

新型の致死性ウィルスが世界中に蔓延した。科学者のマーティンは、元恋人で作物に関する研究をしているウェンドル博士に会うために、案内人のアルマとともに森の施設に向かうが、博士はすでに何か月も消息を絶っており……。

 

スタッフ・キャスト

監督は"フリー・ファイヤー"ベン・ウィートリー。マーティン役には"イエスタデイ"のジョエル・フライ、ウェンドル博士役には"わたしは、ダニエル・ブレイク"のヘイリー・スクワイアーズ、アルマ役には"ミッドサマー"エローラ・トルキアが配されている。他。

 

賛辞

「The first great horror movie of 2021(2021年最初の優れたホラー)」  -GIZMODE

「A wild hallucinogenic descent into abject terror(どうしようもない恐怖への、荒々しく幻覚性の降下)」  -BLOODY DISGUSTING

「Pure phantasmagoric horror (純粋な変幻自在のホラー)」  -NIGHTMARISH CONJURINGS

 

 

ベン・ウィートリーの長編作品は、本作を含めなければこれまでに8本あります。"Down Terrace""キル・リスト""サイトシアーズ 殺人者のための英国観光ガイド""A Field of England""ハイ・ライズ""フリー・ファイヤー""Happy New Year, Colin Burstead""レベッカ"8本中6本が上陸してます。"レベッカ"例によって未公開作品は観てませんが、これまでのはどれもどこかしらヘンなやつばっかだったんですよね。特に"キル・リスト"かな。あれはカルト映画ランキングとかによく出てきますね。"A Field of England"も。本作は森を舞台にしているので、"キル・リスト"に近いところがあるかもしれません。どっちも「カルト」っぽいし……。

 

本作は完全にコロナ禍の中で撮られたようです。去年の夏のわずか15日間で。設定がすでに新種のウィルスの話ですしね。"ズーム/見えない参加者"もコロナ禍の真っただ中で撮られた映画でしたが、一旦この状況が落ち着けば、一連のコロナについてのタイムリーな設定のホラーは新たなジャンルに分類されるかもしれませんね。他にどんな映画があるか知りませんが……(笑)。

heiro-chloe.hatenablog.com

 

トレイラーの中盤からサブリミナル的に不快な映像が挿入されてますね。こちらを侵食してくるような。こういう感じのはヘイリー・スクワイアーズが出てた"ファブリック"のトレイラーにもありました。カルト映画でしたねえアレも。ヘイリー・スクワイアーズ……こんな映画ばっか出てて大丈夫なんでしょうか(笑)?

heiro-chloe.hatenablog.com

 

ヘイリー・スクワイアーズだけじゃなく、エローラ・トルキア"ミッドサマー"からのコレですからね(笑)。"ミッドサマー"であんなことになるコニー役の人です。顛末はディレクターズ・カット版でしか詳しく語られませんけどね。トレイラーにも"ミッドサマー"に出てきたのと似た感じの絵が出てきます。土着の宗教感がありますね。人間大だけどウィッカーマンみたいなのも映ってるし。"ウィッカーマン""ミッドサマー"の先輩カルト映画です。丸い穴が開いた石もキモいですね。"ウィッカーマン"の方にはストーンサークルも出てきます。ここまで来ればもう本作もフォークホラーなんじゃないのと思いますが、トレイラーから漂う意味不明さには期待しかありません。来年の「未体験ゾーンの映画たち」とかで観れるんじゃないですかねぇ。

 

 

Rotten Tomatoes  77%,24%

IMDb  5.1

これ観て森キャンプした気分になろう!!