Heiroのシネマ・ミュージックフロンティア

Heiroによる、辺境の映画・音楽を紹介・レビューするブログです。(映画レビューの際はのっけからしこたまネタバレします。映画は★、音楽は☆で評価) ツイッターアカウントはこちら→https://twitter.com/chloe_heiro0226

"Bleed with Me"(2020)

血の絆は水よりも濃い

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公式トレイラー


www.youtube.com

 

評価の良さげなサイコホラー(ニューロティックホラー?)。リストカット少女が主人公で、嫌な映画の予感ビンビン(誉)。

 

 

あらすじのようなもの

リストカットを繰り返している、シャイで不器用なローワン。冬の休暇に、親友のエミリーとその彼氏ブレンダンとともにキャビンに泊まることになるが、ローワンは徐々に疎外感を抱いていく。そして、ローワンはエミリーに血を盗まれているという確信を深めていく……。

 

スタッフ・キャスト

監督はこれが長編デビュー作となるAmelia Moses(アメリア・モーゼス)

ローワン役は"Artifacts of Idealism"(未公開)のLee Marshall(リー・マーシャル)、エミリー役は"ジグソウ: ソウ・レガシー"のローレン・ビーティ、ブレンダン役は"Slaxx"(未公開、殺人ジーンズホラー。傑作らしい(笑)!)のAris Tyros(アリー・タイロス)が務めた。他。

 

 

ローワンって名前は男性名じゃないんですね。ローワン・アトキンソンのイメージが強いですが。

Amelia Mosesは2作目"Bloodthirsty"もすでに発表していて、そっちも評価が良い感じ。「Bleed with Me」って「一緒に血を流して」ってこと? リストカッターのローワンのセリフだとすると、彼氏連れの親友への「孤独感を分かち合ってよ」という心の叫びなんでしょうか。劇場公開はムリそうですが、しれっとDVDか配信スルーになったりして? しかし「血が盗まれていると確信する」って何事よ。リストカットで流した血のことか……?

 

 

Rotten Tomatoes  87%,N/A

IMDb  5.1

「契り」の語源ってもしかして「血切る」なんじゃないの天才じゃないのと思ったら、普通に違いました。あじゃぱー。