Heiroのシネマ・ミュージックフロンティア

Heiroによる、辺境の映画・音楽を紹介・レビューするブログです。(映画レビューの際はのっけからしこたまネタバレします。映画は★、音楽は☆で評価) ツイッターアカウントはこちら→https://twitter.com/chloe_heiro0226

Heiro辞典(第1版)

Heiroが使いがちな独りよがり専門(風)用語をレッツ網羅。

ここにまとめれば、各記事で毎回解説せずにすむじゃない。まとめるほどたくさんあるかも分からないけど、思い立ったが吉日なのよ。見切り発車とも言う。

さて、記念すべき最初の登録単語は、「オリヴィア・クック問題」です。
 
 
[オリヴィア・クック問題]
普通に美人なのに、その作品内ではそうでない扱いになっている不可解な現象のこと。顔に傷などがあって醜いという設定のはずなのに、観客には何の問題もなく美人に見える場合も含む。映画の嘘の一種。
"ぼくとアールと彼女のさよなら"の中の、オリヴィア・クック演じるレイチェルの「そこまで綺麗じゃないし、別に外見なんてどうでも良いって思ってた」という発言に由来する。確かに白血病治療のために髪が抜け落ちて痛ましい姿になってはいるが、それでも学年トップレベルに美人である。
他に、"レディ・プレイヤー1"で顔に火傷の痕があるサマンサを演じているが、それでも学校トップレベルに美人である。サマンサはその痕を気にしているが、ファミリー向け作品らしくソフトすぎる描写に説得力がない。
他の役者でも同様の問題は多々見られるが、2つの顕著な例が挙げられるオリヴィア・クックの名を選出した。
 
類義語には以下のものがある。
"オペラ座の怪人"のファントム役にちなむ。
 
[ヘラ・ヒルマー問題]
"移動都市/モータル・エンジン"のヘスター・ショウ役にちなむ。
 
[キャスリン・ニュートン問題]
"ザ・スイッチ"のミリー役にちなむ。予告編中の「That's me, Millie. Ordinary, boring, Millie.(これが私、ミリー。フツーで、つまんない、ミリー。)」というセリフから。
 
 
いや、これむしろシンデレラ問題とでも言った方が良いような……。
 
対義語は以下。
"デッドプール"シリーズでタイトルロールを演じたライアン・レイノルズは、きっちりと醜い容姿になっているし、作品内でもそう認知されている。しかし誰よりも美しい魂を持った存在である。
 
 
という感じで。
次回更新を待たれよ。