Heiroのシネマ・ミュージックフロンティア

Heiroによる、辺境の映画・音楽を紹介・レビューするブログです。(映画レビューの際はのっけからしこたまネタバレします。映画は★、音楽は☆で評価) ツイッターアカウントはこちら→https://twitter.com/chloe_heiro0226

"恐怖のセンセイ(The Art of Self-Defense)"(2019)

カラテドージョー心得その1、夜間クラスのことは口にするな。カラテドージョー心得その2、絶対に、夜間クラスのことは口にするな。

(※"ワンダーウーマン 1984""キャプテン・マーベル"の内容に触れています)

 

公式トレイラー


THE ART OF SELF DEFENSE | Official Trailer

 

前回の記事で"ビバリウム"の紹介しましたけど、そっちと同じくジェシー・アイゼンバーグイモージェン・プーツが主要キャラを演じている作品です。

前々から評価が良いと聞いていて、キャストもキャストだし何かしらのタイミングで入ってくるかなとは思ってましたが、今月からスターチャンネルで観られるようになったと知って悩んだ末に入会して観ました。ソフト化されるか分からないし。すでにNetflixAmazonプライム・ビデオとU-NEXTに入ってるもんで、できればこれ以上は増やしたくなかったんですがねぇ……。まあしょうがない! 面白かったし。他にも今となってはスターチャンネルでしか観られない作品もあるようだし、そういうのもピックアップしていけたらなと思います。本作は今年の2月末までしか観れないみたいなので、気になる方はお早めに。

 

 

あらすじ

周りからバカにされている小心者のケイシーは、夜道で暴漢に襲われて以来、愛犬の散歩にも行けずにいた。護身用に銃を購入しようかと迷っていると、近所に空手道場があるのを見つけ、銃の代わりに入会することにする。ケイシーは道場を経営する「センセイ」の元で修行し、徐々に「男らしく」なっていくのだが……。

 

キャスト・スタッフ

監督はこれが"Faults"に続く2作目となるライリー・スターンズ。 

主演は"バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生"ジェシー・アイゼンバーグ"アメリカン・ハッスル"アレッサンドロ・ニヴォラ"フライトナイト/恐怖の夜"イモージェン・プーツ。他。

 

 

"恐怖のセンセイ"って邦題はムムム……って感じですが、原題の"The Art of Self-Defense"は「護身術」って意味ですからね……直訳するわけにもいかないし(artには熟練の技という意味もあるようで、東洋武術を指す「マーシャル・アーツ(martial arts)」と同じ使い方なんでしょうね)。ジェシー・アイゼンバーグはこういう弱っちい役が本当に似合います。もう37歳らしいですが、そう見えないですねぇ。カフェで見知らぬカップルに、どうせ分からないだろうとフランス語でバカにされますが、フランス旅行を夢見て語学勉強してるので実は全部分かってるという情けなくて可哀想なオープニングからまず笑えます。愛犬のダックスフントのエサがなくて夜間に買い出しに行ったせいで謎のバイク集団に襲われ、銃の購入を検討するケイシーですが、店でのやりとりが細かくて興味深かったですね。身元調査をされるというのは聞いたことがありましたが、銃を持つデメリットに関する統計調査結果も注意事項として伝えないといけないんですかね。「銃を持ってる方が撃たれやすいし、自殺も多い。それでも銃は必要だ」との店主の言葉が面白いです。

アレッサンドロ・ニヴォラ演じるセンセイはそれっぽいことを言うのが上手くて、胡散臭くもチャーミングなのが良いです。イモージェン・プーツ演じる最古参の生徒であるアナは子どもクラスの講師を任されています。デモンストレーションでぽっちゃりのマニーくんにガチ裸締めをかけ酸欠で失神させるも、親も誰も騒がないのがおかしくも少し怖いです。でもイモージェンに裸締めされるなら良いような気も……よしマニーちょっとそこ代わりなさい。空手着のことは英語で「ギ(gi)」と言うんですね。勉強になるなぁ。

 

道場に入会体験しに来たケイシーは、早速道場の心得その1「マットは土足厳禁」を破り、アナに叱られます。こういう毅然とした女性の役がイモージェンに合ってます。本人の動画を見ると明るくてチャーミングな人なんですけどね。マットの端に血痕らしきものがありますが、何かはまだ分かりません。ケイシーは生徒のヘンリーから帯の序列について教わるんですが、白帯がビギナーで黒帯がマスターとしか思ってなかったHeiroは驚きました。流派や、何と道場によっても細かい順番は違うようです。アメリカ映画に空手のことを教わるというのは……何とも。アナの茶帯(黒帯一歩手前)に赤線と黒線が入っていたのを思い出したケイシーが意味を尋ねると、赤線は戦いで人を殺した証だ……と冗談を言われつつ、赤は指導者、黒はセンセイに選ばれた者の証だと教えられます。選ばれたら何なのかはまだ明らかにされませんが。

レッスンが始まると、センセイは「有効なら空手以外の技も使う」と言い始めます。ん? 何かおかしくない? また、「拳でキックし、足でパンチするのだ」とか言い始めます。何を言っているんだ? 他の生徒と蹴りの受け合いをすると、あまりの威力にケイシーは吹っ飛び悶絶、センセイはキックした生徒に「昼間は止めとけ」と叱ります。「昼間は」って……何だ? ケイシーがキックすると、「まだキックって感じ」と言われます。気合を入れてもう一度蹴ると、「良いね、今のがパンチだよ!」と。何が何だか分かりませんが、認めてもらえたケイシーは嬉しくなって入会を決意します。センセイにフルネームを尋ねられ答えると、「ケイシーとは女性的な名前だな」と言われます。演じるジェシー・アイゼンバーグ自身も女性的な名前なのが面白いですね(ジェシー・バックリーとかいますからね)! 入会の目的を聞かれ、ケイシーは本当の理由を教えずに「健康のため」と答えます。ケイシーは、センセイから「神聖なものだから大事にしろ」と自分の白帯をもらいますが、その後に「失くしたら交換に15ドルかかるぞ」と言われるところが笑えます。銃の店から書類審査に通りそうで半年以内ならいつでも購入可能だと連絡がありますが、空手を見つけたケイシーは購入を見送ります。自宅でも空手を練習していたケイシーは、センセイから上達を誉められます。暴漢に襲われた後は職場から長期休暇をもらっていたケイシー。上司から「そろそろ出てこい」と連絡がありますが、空手のことで頭がいっぱいです。

 

昇級式の日。ケイシーは、帯に入った黒線は夜間クラスの生徒を表すことを知ります。新たな帯の授与の前に、「先代のグランドマスターは銃で殺された。帯はレインボーだった。人差し指で相手の頭蓋に穴を開ける技を持っていた」と真顔で言います。壁にかけられた「道場の心得」の中で、明らかに後から付け足されたように書かれた心得その11は、「銃は弱虫の武器」。努力を認められ、黄帯に昇格したケイシー。センセイは「1人だけ黒帯になる生徒がいる」と言い、自分だと思ったアナが期待に顔を静かに輝かせ、それがトーマスという他の生徒だと知って悔しさから涙を滲ませるまでの一連のイモージェンの演技は素晴らしいですね。

黄帯に昇格したケイシーは職場でも空手のことばかり、買う物は黄色いものばかりになります。スーパーの駐車場で車の衝突トラブルになり、ぶつけてきた男は「ぶつけてないから謝る必要ない」と好戦的。これまでのケイシーとは違って泣き寝入りせず言い返しますが、結局何もできず。帰りながら悔しくて号泣する様子が爆笑モノです。自信喪失してセンセイに会うと、入会した本当の理由について聞かれ、「怯える側でなく、怯えさせる側になりたい」と吐露します。するとセンセイから攻撃的で男らしいからと、ヘヴィメタルとシェパードとドイツ語を勧められ、夜間クラスの参加権も得て、ケイシーは段々暴力的になっていきます。ケイシーが聴くようになるのはヘヴィメタルと言ってもデスメタルですね(笑)。Sonata Arcticaとか爽やかなやつ聴けば良かったのに。上司にもパンチし会社をクビになります。

夜間クラスに顔を出すと、参加権のないヘンリーが来ており、センセイから腕を折られる制裁を受けます。さすがに怯むケイシーですが、稽古開始。夜間クラスは昼間と違いガチファイトの場だったのです。入会体験の日にケイシーが食らった強力キックは、夜間クラス用のものだったんですね。ケイシーも強力な顔面キックをお見舞いすると、その生徒の歯が抜け、血まみれの歯を見せながら「良いキック(道場的に言えばパンチ)じゃないか」と笑うシーンが狂気染みてます(笑)。ケイシーが辺りを見回すと、アナとトーマスが上級者らしい戦闘を繰り広げ、アナが得意の裸締めでトーマスがタップするのを無視して失神させます。トーマスそこ代わ(略)。失神させた後もアナは止まらず、トーマスの顔面を何度もパンチ(キック)し重傷を負わせ、黒帯に昇格したトーマスを明らかに凌駕する実力をセンセイに示しますが、センセイは意に介さずに彼女を退場させます。稽古が終わってクールダウンになり、ケイシーはセンセイに連れられアナがいる女子更衣室……というより物置へ。センセイ曰く「女の力は男より弱いが自分でやるよりはマシ」なので互いにマッサージするよう言われます。ここでケイシーは、この道場では明らかに彼女が軽んじられていることに気づきます。

 

日常生活で黄帯を巻くわけにはいかないので真っ黄色のベルトを作ったケイシー。ある日センセイは、以前ケイシーを襲った犯人を見つけたと言ってきます。犯人はヘルメットを被っていたし、詳しい状況も知らないはずのセンセイが何故分かるのが不審がるケイシーですが、「やられたらやり返せ」と焚きつけられ見知らぬ男を昏倒させてしまいます。怖くなったケイシーは家に帰りますが、愛犬が何者かに襲われた状態で死んでいました。獣医に話を聞くと、拳での殴打が致命傷のようなのに、傷は足でやられたようにも見えると。事態を察したケイシーは道場に向かい、センセイを問い詰めますがかわされます。「あの女々しい犬のことか」と挑発されますが、自分と無関係の男に暴力を振るったことに言及されぐうの音も出ないケイシー。実力行使に訴えますが、胡散臭いだけでなくちゃんと強いセンセイにやられてしまいます(笑)。「あの男にとっても人生を変えるチャンスになったはずだ。君がボコボコにされた経験も君の人生を変えた。かつて望んでいた者になれたじゃないか」という言葉が皮肉です。ケイシーとセンセイのやり取りを見ていたアナは複雑な表情をしています。

夜、新しい仕事として道場の経理を任されたケイシーが作業をしているとセンセイが来て、「キッズクラスを任せたい」と言ってきます。アナがふさわしいと答えるケイシーに、「アナには黒帯は無理だ。母性本能があるからキッズを任せたが、女らしさが空手の邪魔になってる。女は男にはなれない。男女でそれぞれやるべきことがある。空手は男がやるものだ」とセンセイ。ケイシーが夜間クラスの開始を待っていると、センセイから複数の生徒とともに裏口へ呼び出されますが、そこには何故かバイクが。呼ばれてないはずのアナも参加することになり、ひとりでいる誰かを襲うことを強制されます。ケイシーが逃げ腰なので代わりにアナがターゲットの男を痛めつけようとしますが、相手が銃を持っており逆にやられてしまいます。ケイシーはカッとなり相手を殺してしまい、センセイから「帯に赤線を加えてやる」と言われます。「指導者の証なんていらない」と断るケイシーに、「違う。赤線は殺しの印だ」と返すセンセイ……。

足を撃たれたアナを自宅に送る役を買って出るケイシー。車中でアナの帯にある赤線について尋ねると、序列を乱さないために手加減していたら、本当に弱いと思って乱暴しようとしてきた生徒に反撃し殺してしまったとアナは答えます。しかしセンセイには「君が誘惑したんだろう。君が悪い」と言われたと。ケイシーが「でも君が悪いんじゃないよ」と言うと、アナは「分かってる。もう道場に来てはダメ」とケイシーを気遣います。もうこの2人には絆ができてきています。

ケイシーが自宅に戻ると、センセイからの置き手紙とともに見覚えのないシェパードが。シェパードを刺激しないように家の外に出たケイシーはその足で道場に向かい、忍び込みます。ケイシーは、ギプスをして首を吊っているヘンリー、謎の火葬炉、センセイと生徒がバイクに乗り他人を襲撃しているところを収めたVHSを発見。VHSの中にはケイシー襲撃のビデオも……。

 

明朝。センセイが出勤し、死んでいるヘンリーを見つけ火葬炉で焼きます。この道場は元々火葬場だったんですかね。センセイを待っていたケイシーは決闘を申し込みます。「道場の誇りのために。退会後の生徒を襲って会費を払わせ続けているから。僕に無実の男を襲わせたから。でも一番はあんたが憎いから殺す。レスリー」。本名を知られたレスリーは動揺しますが、決闘を受けます。試合開始……した瞬間にケイシーはレスリーの頭を銃で撃ち抜きます(笑)。「銃を使うと弱くなると言われたけど、実際に生きているのは僕の方だ」とケイシーは言います。

夜間クラスの時間。集まった生徒に、ケイシーは道場の誇りのために、グランドマスターの必殺技、人差し指で頭を貫きレスリーを殺したと話します。そして生徒たちの腕を調べ、ギターでソフトロックを弾いて捻挫した(笑)とどう考えても嘘の言い訳をするトーマスに子犬の噛み傷があるのを見つけ、新たな飼い犬のシェパードにドイツ語で命令し噛み殺させます。ケイシーはレスリーから奪い取った黒帯をアナに手渡し、新たなセンセイとなったアナは「これまでは暴力が強さで思いやりが弱さとされてきた。でも残酷な寛容さも平和な残忍さもある。空手の精神は技術とお同等に大切よ」と説き、ケイシーは満足そうな笑みを浮かべます。そしてケイシーはキッズクラスの講師になり、グランドマスターの写真の横には亡くなったダックスフントの写真が……。クレジット前にタイトルが出ますが、黄色の背景に黒で文字が書いてあり、フォントが完全にデスメタルバンドのロゴです(笑)。

 

 

そう選んで観ているわけではないのに、最近フェミニズムがテーマの映画に多く当たりますね。本作でケイシーが段々暴力的になる部分は"ワンダーウーマン 1984"ヴィランチーターを、ラストのレスリー射殺シーンでは"キャプテン・マーベル"ブリー・ラーソンジュード・ロウをぶっ飛ばすところを思い出しました。その際、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースはジュード・ロウ扮するヨン・ロッグから能力を使わず腕力だけで強さを証明しろと言われます。超強力なキャロルのパワーを使わせず、単純な腕力ならさすがに男が勝つだろうと目論んだ卑怯なヨン・ロッグでしたが、キャロルは無視してパワーで圧倒し、「I have nothing to prove to you(あんたには何も証明する必要はない)」と切り捨てます。心得その11「銃は弱虫の武器」が後から付け足した感満載だったのは、空手では無敵のレスリーが銃でクーデターを起こされるのを恐れたからなのでしょうかね(グランドマスターの話はきっとでっち上げですよね、胡散臭すぎるし)。皮肉にも、「グランドマスターと同様に」射殺されてしまうわけですが。ケイシーが決闘挑んだのにね(笑)。日本人だと多くの人は銃社会への抵抗があると思いますが、本作では別に銃を否定的に描いてないのが意外です。銃って暴力の権化みたいなものだし。

この映画のテーマはトキシック・マスキュリニティ(有害/有毒な男らしさ)だと考えられます。「男たるもの強くあれ」みたいな、昔ながらのいわゆる「男らしさ」のことですが、これは女性軽視にも繋がりやすいし、男性自身も苦しめると言われています。"シェイプ・オブ・ウォーター"マイケル・シャノンみたいなもんですよ。ケイシーがレスリーを圧倒的な暴力で蹂躙したのは、ホモソーシャルな雰囲気が支配する道場を変えるため、毒を以て毒を制したということなんですかね。レスリーはともかく、罪のない人も殺し、「男らしい」ドイツ語を習得し、「男らしい」シェパードを飼い慣らしたケイシーの今後が心配ですが、一応ハッピーエンドということで良いんでしょうね。予告にもありますが、本作には「A Sinister Dark Comedy(凶悪なダークコメディ)」なんでレビューも寄せられていますから。Heiroも男ですが「男らしい」わけじゃないんで(じゃないとこんなデザインのブログにはならない)、こういうテーマの映画がもっと増えれば良いなぁと思います。

 

 夜間クラスの描写で思い出すのは、やはり"ファイト・クラブ"でしょうね(本作の舞台も少し昔だけど、"ファイト・クラブ"くらいの時代を意識してるのかな)。「男らしさ」の塊の映画ですが、やはりそもそもあまりにも異質な作品なのでHeiroも大好きなんですが……女性はどう思うんですかねあの映画。少なくとも本作は"ファイト・クラブ"へのアンチテーゼになってますから、女性にも安心してオススメできます。ちょいグロだけどね。"ファイト・クラブ"はカルト集団の話じゃないですか。本作の道場もカルト集団ですよ。レスリーらが通行人をボコって「人生を変えるチャンス」を与えてるとこなんかまんま"ファイト・クラブ"ですよ。そこから護身術学ぼうと思って道場に入ると、死ぬまで金ヅルにされるわけですけど……、ああ、一度でも道場に入ると「銃は弱虫の武器」という価値観を植え付けて、銃を買わさずに入会させるという計算なのかな? この映画には、「男らしさ」や「女らしさ」は人類が未だ逃れることのできていないカルトなんだ、そこから脱却しようというメッセージがあるんじゃないでしょうか。

 

イモージェン・プーツも面白いキャスティングでした。ついこないだ出たばかりの"ブラック・クリスマス"フェミニズム映画(まあミサンドリー(男性嫌悪)に近い気もする)でしたし。ライリー・スターンズ監督は元々メアリー・エリザベス・ウィンステッドと結婚してましたので、離婚してなければ彼女が出演していた可能性があります。彼女もその後フェミニズム映画である"ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey"に出ることになるわけですから、面白いですね。

劇中でアナは男に襲われてもレスリーに「女が悪い」と言われているし、実力があっても昇級させてもらえません。「ガラスの天井」というやつですね。タイトルにもあるように空手は本来自己防衛の技ですが、本当に自己防衛として用いてるのはアナだけです。アナがセンセイになれば、きちんと空手の理念をもって道場を立て直してくれるでしょう。思えば、道場の心得自体は真っ当なものばかりでした。レスリーらはそれを曲解していたのでしょうね。

英語できないくせに知ったようなこと言うのもアレなんですが、多分本作ではイモージェンはアメリカン・アクセントですよね。ご存じ彼女はイギリス人ですが。俳優はすごいなぁ。

 

Heiroは吹替大好きなんで本作も吹替で観ましたが、武藤正史さんがジェシー・アイゼンバーグ、永宝千晶さんがイモージェン・プーツの声を当てていました。カンペキですね! まさにイメージ通りで。

 

 

最後に面白いトリビアを。黄帯のケイシーは警官を殺して赤線をもらいますが、日本空手機構の序列だと黄帯の次は黄帯に赤線が入ったものらしいですよ……。アメリカでもそうかは知りませんが、空手じゃないですが実際に柔術をやっているらしいライリー・スターンズ監督のことだから、意図的なものかもしれないけど。

 

 

★★★★★★★  7/10点

Rotten Tomatoes  84%,63%

IMDb  6.7

"ミッドサマー"とは違うベクトルだけど、この「カルト映画」もあなたのセラピーになるかもよ。

 

(6/20追記)

7/4からNetflixで配信開始されるようです。これで皆観れるね!